良い歯並び・悪い歯並びの基準とは?
みなさん、こんにちは!立川やまのうち矯正歯科です。
顔や目、鼻、耳の形や大きさは人によって違いがあるように、歯並びも個々のお口で大きく異なります。
100人いたら100通りある歯並びを単純に「良い・悪い」の2つにわけることは困難ですが、ただ治療をするうえでは明確な基準が必要であるのも事実です。
そこで今回は矯正歯科分野における理想的な歯並びの基準について、簡単にご紹介していきたいと思います。
歯並びの状態
まず上下の歯並びは、口を開けたときに28本の歯(親知らずを含まない)がアーチ状に一列に並んでいるのが理想的といえます。
具体的にはアーチがきれいなラインを描いており、また歯と歯の間にすき間が開いていない状態です。
反対にアーチがデコボコしていて、歯がうまく並びきれていない状態は『叢生(そうせい)』と呼ばれる不正咬合の可能性があります。
上下の歯の位置関係
次に上下の歯を噛み合わせ、顔の中心と前歯の中心がそろっているか鏡で確認してみましょう。
くわえて下の前歯の先端に上の前歯の先端がわずかに覆いかぶさり(2~3mm程度)、上の前歯が2~3mm前方にあるのが、正しい噛み合わせの基準になります。
この時、下の前歯が上の前歯に隠れて見えないものは『過蓋咬合(かがいこうごう)』、上下の前歯が噛みあわないものは『開咬(かいこう)』という不正咬合になります。
また上下の前歯が反対に噛みあっているものは『反対咬合』という不正咬合と診断されます。
さらに上の歯が明らかに前方に突出している場合は『上顎前突(出っ歯)』、下の歯が突出している場合は『下顎前突(受け口)』という不正咬合に当てはまります。
まとめ
理想的な歯並びの基準はほかにもあり、これらの様々な基準に照らし合わせながら歯並びの診断・治療をおこなっています。
当院では初めて当院にご来院された方に、無料カウンセリングを実施しております。
歯並びで気になることがございましたら、ぜひお気軽に当院までご相談ください。